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2002年12月26日〜31日
From Chiangrai





1.首都ヴィエンチャン
2.古都ルアンパバーン










1.首都ヴィエンチャン

近くて遠い国ラオス。ラオスから目と鼻の先、タイ北部に3年半も住んでいながらまだ一度も訪れた事のない国ラオス。切望(?)すること3年半、ついにそのチャンスが訪れた。休みが取れたので、ためらうことなくタイ東北部の街ノンカーイに向けたバスに乗り込む。
ブロロロローッ。タイ北部のチェンライからバスで走り始めて10時間、未だ鬱蒼とした森の中を走り続けている。バスの音と揺れから察するに、恐らく森道を信じられないぐらいのスピードで走っているのだろうが、半分寝ているのでその恐怖感もあまり感じない。
12時間後、ようやく目的地であるウドンターニへ到着した。と言っても、この町はただの通過点で、さっさとラオスとの国境の町ノンカーイへ向かう。1時間、25B(約70円)。ノンカーイについた時点で朝の6時。学校へ行く学生や、仕事へ向かういろいろな人を見かける。バスターミナル付近で自転車を改造したようなソンテウ(タクシーかな)を拾い、ラオスとの国境があるメコン川へ向かう。


少しラオスとタイとの国境について書いておこうと思うが、今回この2国間でお世話になる国境は、
【タイ⇒ラオス】 タイ東北部のノンカーイから、ラオスの首都ヴィエンチャン
【ラオス⇒タイ】 タイ北部のチェンコンという町から、ラオス側のフエサイ

である。前者にはメコン川を挟み、友好橋という中国っぽい名前がついている橋がある。何年か前にどこか忘れたが、どこかの国が援助してこの橋を掛けたらしい。今ではタイとラオスのいろいろな意味での大切な「掛け橋」となっている。そして我々外国人もこれを一緒に使わせてもらっているというわけだ。
後者はタイの北部チェンコンへ通じるフエサイという街がある。小さな街で国境であるメコン川を渡し舟で渡る。

さて、その友好橋を渡り、国境ゲートへ。ラオス側の入管はかなり立派である。まるでどこかの競技場のようだ。到着ビザ30$。外貨稼ぎの為か、ビザはその場で投げ売りだ。要写真1枚。タイからいろいろな物資を買って、国へ帰るラオス人がたくさん目に付いた。中国からモンゴルへ入った時もこんな感じだった覚えがある。
ここで一人の日本人に出会った。ゆうじくんというBKKで留学している子だ。何を勉強していたのかは忘れた。どこかの大学院だとか言っていた気がする。この後、彼とはヴィエンチャンでずっと一緒に行動することとなる。BKKで飲み屋のおねえちゃんとできてしまった仕方のない奴である。(ちなみに彼の目的はタイビザ取得)

国が変わったとはいえ、ここもなんだかタイのような気がする。ニワトリが走り、農耕が広がり、道ばたで日曜雑貨を売っている。ラオスが似ているというよりも、タイが似ているのだろうか?タイ語が通じてしまうのもその一因だろう。
国境から30分ほどで首都ヴィエンチャンへ到着。日が照りつけているので結構暑い。町自体はものすごく小さいと聞いていたのだが、それほどでもない。もちろん大きくはないのだが、どうだろう、タイの地方都市って感じだ。しかし、多くのビアラオが飲めるレストラン、ファラン(白人)用の西洋カフェ、チェンマイ顔負けの手工芸・アンティーク等もよく見かける。手ごろな大きさなので、数日間滞在してゆっくり散策するのもいいと思う。
自分にとっては、ぼろぼろの道路や街灯、よく起こる停電など、このインフラの整っていない街にすごく良い心地よさを覚える。まだまだこれからの国なのだが、この先どう変わってゆくのか少し気になる。


朝早くから慌ただしく動いていたので、まだ何も食べていないことに気付く。旅の楽しみ「食」探しが始まる。まず、タラート(市場)へ。一番初めに目に飛び込んできたのが、ラオスではかの有名なフランスパンである。フランス領だった頃の影響で、今もなお美味しいフランスパンを食べることができる。  
大きなフランスパンを半分に切り、中に野菜やハム、ジャガイモや特性ソース(どろどろしたもの)を塗り、食べる。店によって内容は少しずつ変わるのだが、値段は大体5,000〜10,000Kip(約100円)。ラオス食は基本的には北タイとそれほど大差はないのだが、このフランスパンとラオビアに会えただけでもここに来てよかった気がする。それほどうまい。そのまま食べてもいいし、袋に入れて旅のお供にするのもいい。とにかく最後までこのフランスパンにはお世話になった。


黄金の塔(タートルアン) ラオスの凱旋門(アヌサワリ)

次の日からは早速観光へ。まずはフランスの凱旋門をにならって造られたというアヌサワリ(写真右)。予想通り小さかった。本場フランスの凱旋門は見たことがないので何とも言えないのだが、はじめにこれを見ておいてよかった気がする。上からの眺めは上々。
次はタートルアン(写真左)。これはなかなか。黄金の塔と呼ばれるキンピカの塔である。大きさも結構あり、日光に当たり光り輝く姿は美しい。ラオスの暑さと相まって、強烈な印象として残っている。

帰りがけ、喉が渇いたので近くでジュースを売っていたじいさんと少し会話をした。向こうもあまりタイ語が上手くなく、こちらがBKKから来た中国系タイ人って言ったら、信じてもらえた。しかし、あまりダラダラと長く居過ぎた為、「タイ人にしてはタイ語が下手だなあ」と言われ退散する。

部屋へ帰ると、ゆうじくんが寝ていた。出掛けたのが遅かった為、タイのビザ申請ができなかったらしい。明日出直しのようだ。夕食は彼の希望でベトナム料理へ。大して美味くなかった。その後、生ラオビアが飲める店を探し街を徘徊。やはりうまい。まろやかにてコクがある。今夜はちょっと豪華な店だったので出費大(49,000Kip約700円)。


昨夜は雨が降ったようで、翌朝は空気がひんやりしていて気持ちよかった。朝の散歩を楽しむ。もちろんフランスパンをかじりながら。部屋へ帰ると、ゆうじくんが「ビザは来年の2日まで取れない・・・」と暗い顔をしていた。あと1週間ほどここに滞在することになる。可愛そうに。
午後から2人で街へお寺散策へ。さすがは一国の首都である。市内の多くのお寺を回ったのだが、格式の高いものが多いように思われた。もちろんバンコクにあるようなものにはかなわないかもしれなが、寺内に飾られた仏陀の絵画や美しい彫刻などを見ていると、とても神聖な気持ちになってくる。この寺はいい、この寺は素晴らしい、そんなことを話しながらゆうじくん曰く、
 「普通の外国人旅行者で、寺の批評する人ってあまりいませんよね。」
確かにそうである。2人ともタイ在住だったので自然な会話として話していた。

夕食前にサウナに行くことにした。意外にもラオスは薬草サウナで有名なところであり、市内に何ヶ所も見掛けた。ちょっとトライ。2畳ほどの部屋になっているのだが、とても暑い上に、ものすごい蒸気でまったく先が見えない。まるで霧の摩周湖だ。と言うよりも真っ暗なので、先に入っている人に誘導されながら奥の席につく。中は地元ラオス人やタイ人賑わっていた。クラクラしてきたので1時間程度で脱出。(5,000Kip)


明日は古都ルアンパバーンだ。





2.古都ルアンパバーンへ

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