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更新:2005年12月23日




世界遺産「アユタヤ遺跡」はバンコクから近かった事と、旅行会社に勤務していた為何度も仕事で訪れた場所である。正直、Tripという感じはあまりしないので、今回は趣向を変えアユタヤ紹介をする事にする。








■アユタヤ概要
バンコクから北へ約70Km、バンコクでも有名なチャオプラヤー川に囲まれた中州にあるのがアユタヤの街である。タイ最初の王朝「スコータイ王朝」の後、アユタヤ王朝は1350年から約400年もの間栄華を極めた。国際貿易都市都市も有名でヨーロッパを始め日本などとも貿易を行っていたとされる。有名な日本人山田長政が訪れ、その名を馳せた場所でもある。
その後は度重なるビルマ軍との戦争の為、アユタヤは滅亡へと向かう。たくさんの破壊された遺跡や顔のない仏像などから当時の様子を知る事ができる。



■アクセス
(バンコクからアユタヤへのアクセスは以下の3つ)

・北バスターミナルからのバス
・フォランポーン(バンコク)駅からの鉄道
・戦勝記念塔からのミニバス

お勧めは戦勝記念塔からのミニバスである。何より速くて、交通の便がよく便利だからだ。戦勝記念塔(BTSビクトリーモニュメント駅)からはたくさんの近郊バスが出ているが、「Fashion Mall」と書かれた緑っぽい建物の下辺りで、アユタヤ行きのワゴン車をつかまえる事ができる。片道60Bで人数が集まり次第出発。片道約1〜2時間程度。価格もさることながら、BTSから移動できる事と、その本数が嬉しい。アユタヤでは地図の中心付近のオレンジ色で囲まれた付近に到着する。この辺りにはゲストハウスやレンタルサイクルを貸してくれる所もある。日帰りの場合は、帰りのバスの場所と時間を確認しておこう。
ちなみに北バスターミナルからのバスはバンコク市内からやや遠くて不便だし、鉄道は旅情があっていいかもしれないが、時間が掛かるのでやはり不便だ。ただ、アユタヤで宿泊を考えているのならば、のんびり列車で行くのもいいかもしれない。アユタヤ駅からすぐ隣の川では渡し舟に乗る事ができる。
(写真右:戦勝記念塔からのミニバス、左上はBTSの歩道)

また、街の東側には通常のバスターミナルがある。こちらは近郊はもちろん長距離のバスが出発着する。アユタヤから次の街を目指す人はこちらを利用しよう。


■アユタヤでの移動
お勧めはレンタルサイクル。何より自分のペースで観光ができ、安い。夏場などはかなり暑く大変かもしれないが、自力でまわっている事を1番実感できる。街中のゲストハウスなどで借りる事ができる。1日50B〜100B程度。
バイクは暑いタイでは快適なのでお勧めの乗り物ではあるが、事故の事を考えると自転車の方がいいと思う。1日250B〜300B程度。

1番お勧めできないのが、トゥクトゥクなどのチャーターだ。お金に余裕がって、楽に観光したい人にはいいかもしれないが、アユタヤまで自力でやって来る人で割高なチャーターをする人はあまりいないと思う。それなら食事付きのツアーに参加した方がはるかにいい。それでもという人は交渉を大切に。訪れる場所、観光時間、食事、価格などしっかりと決めておく事をお勧めする。やはり国際的な観光地であるアユタヤでは悪質ドライバーも多い。価格は、、数千バーツも取られるのだろうか?



■アユタヤの遺跡
(地図上をクリックするとその遺跡の紹介に移動します)


ワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahathat)

アユタヤでも特に有名な寺院跡。木の根に取り込まれた顔だけの仏像が印象的である。もともと高さ44mぐらいの塔があったらしいが、ビルマ軍の攻撃により今は無残に破壊されている。首のない仏像も多く、打ち潰されたアユタヤ王朝の象徴でもある。近年、修復時に発見された宝飾品、黄金などはチャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されている(まだ見た事ないけど)。

入場料30B
※仏像と写真を撮る場合は、自分の頭が仏像の位置より高くならないように座って撮りましょう。

ワット・プラ・シー・サンペット(Wat Phra Si Sanphet)

寺院の重要度ならばバンコクのワットプラケオに相当する、アユタヤ最大規模を誇る王室守護寺院。しかし、他の寺院同様、ビルマ軍によって跡形もなく破壊されてしまった。3基の塔はセイロン様式のチェディとして有名で、それぞれに王の遺骨が納められている。寺院の名前はここにまつられていた仏像に由来し、当時は高さ16mもの高さを誇っていたと言う。

入場料30B

ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット(Viharn Phra Mongkon Bophit)

当時は金箔だったというタイ最大の青銅仏(17m)を本尊をし、1603年に建立された寺院。こちらもやはりビルマ軍によって破壊されたが、1956年にそのビルマ(ミャンマー)より寄付もあって再建される。寺院内には昔の破壊前の写真などが展示されている。
(写真は寺院内にあった仏像)

入場無料

ワット・ロカヤスタ(Wat Lokaya Sutha)

アユタヤの西方にある全長28mの涅槃仏。中期アユタヤ様式だがこれは1965年に復元されたもの。80歳で入滅した仏陀をあらわす。ワット(お寺)とあるが、実際には本堂などの建物はなく、この寝釈迦仏像があるのみ。周りには多くのお土産やが並ぶ。

入場無料

ワット・ラーチャブラナ(Wat Ratchaburana)

1424年、第8代目の王が継承争いをした2人の兄を火葬した跡に建てた寺院。当初はクメール式を模した2つの塔だけだったが、後に大きな仏塔と礼拝堂が建てられる。地下にはタイで最古の壁画があることで知られている。1958年の修復時に発見された宝物類はサン・プラヤ-国立博物館に展示されている。これらの宝は、1431年にアンコールを攻略した際に持ち帰り、奉納したものとされている。

入場料30B

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkon)

1357年、初代ウートン王がセイロン(スリランカ)に留学した僧侶の為に建てたとされる寺院。寺院内にある高さ72mの仏塔は、後の王がビルマの王子との象上一騎打ちで勝利した記念に建てられたと伝えられる。ビルマ軍が建てたとされるワット・プー・カオ・トン(アユタヤ)より高いものを造ろうとしたが僅かに及ばなかった。広い境内の中には、たくさんの仏坐像や大きな涅槃物もある。

入場料20B

日本人街跡(Japanese Settlement)

当時アユタヤは国際都市としてヨーロッパを始めとして多くの国との交易があった。そして多くの外国商人らがここアユタヤに住み、それぞれの街を作り上げた。その1つがここにあった日本人街である。日本の鎖国が始まる前には数百人の日本人がいたと言う。
そしてその中でも特に有名なのが山田長政である。第22代ソムタム王から信頼され官位を授かったほど。しかし、王位継承争いに巻き込まれ毒殺されたとの話が伝わっている。現在は日本人街の面影は全くないが、簡単なアユタヤ歴史センターがある。
(写真はセンター内にある山田長政像)

入場料20B

〜郊外〜

バーン・パイン宮殿(Bang Pa-In Palace)

アユタヤからチャオプラヤー川を南へ下ること約20Km、1637年に建てられたこの離宮は歴代のアユタヤ王の夏の宮殿として建てられた。その後王朝が滅びるとともにしばらく放置されたが、ラマ4世、5世によって再建された。タイ様式はもちろん、ギリシャ様式、中国様式と様々な建物がある。現在の建物はほぼラーマ5世によって建てられた。
(写真:プラ・ティナン・アイサワン・ティアパアト)

入場料100B

※この他にもアユタヤには数え切れないほどの遺跡がある。遺跡好きの方は何泊かしてゆっくり見学しよう。



■アユタヤライトアップ

アユタヤでは毎晩幾つかの遺跡でライトアップがされている。だいたいワット・マハ・プラタート周辺が多いのだが、割と郊外の遺跡でもライトアップされているようだ。ライトアップを見るにはアユタヤに宿泊するかバンコク等からのツアーに参加する事となる。実はアユタヤの夜間は意外に治安が悪い。日帰りでライトアップを見て自力でそのうちにバンコクに帰るのは少々無理に思う。やはり1泊する事をお勧めする。その際もあまりあちこち出歩かない方がいいかもしれない。
ちなみにライトアップは完全な無償提供ようなもので誰でも見学できる。チケットを買う必要はない。ただ夜間の為遺跡内には入る事はできないので、遺跡の周りから眺めるのみとなる。大雨などで停電する事もしばしばある。
(写真:ライトアップされたワット・プラ・シー・サンペット)



※データは古いものもありますのであくまで参考としてお考え下さい




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