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2020年11月14日〜15日
From Nagoya



 1.京都と奈良公園
 2.談山神社


奈良・談山神社をパステル風で撮影

2.談山神社


翌日は6時前に起床。旅の朝は早い。
6時半から朝食なので行ってみると意外にもたくさんの人がいる。さすが無料朝食。それでも十分すぎるほどの量に質。そして何よりホテル側がしっかりとコロナ対策をしているということ。

朝食会場入り口の消毒はもちろん、全員にビニール袋手袋着用、パンなどはひとつひとつ個別包装してあり、部屋に帰って食べてもらうようプラスチック容器まで準備。トレー以外は食器に至るまですべて使い捨て。これでコロナにかかったら宿泊者の責任だろう。このコロナ過で厳しい経営の中、本当に有り難い対応である。コンフォートホテル、また泊まります。


量も質も問題なし! トレーと部屋に持ち帰る容器 パンは個別包装


食事後部屋に戻り片づけをしてチェックアウト。時刻は午前7時半、車で出発、。
2日目、まず向かったのは談山神社。実は今回一番行きたかった場所。ホテルからは意外と遠く1時間近く走る。最後は結構山の中まで登り、駐車。無料で助かったが、少し標高が上がっているようで陰に入ると肌寒い。

神社までの道は階段などを少し登らなければならないが、神社に近付くとお店も出てきて賑やかになる。紅葉も素晴らしく色付いている。帰りにつまみ食いなどしようと思うのが、まずは神社へ。


朝8時半過ぎだとまだ空車が多い 登ります 店が出ていて楽しい


入り口、まずは拝観料600円を払う。
大きな鳥居のをくぐると階段。しかしもうこの辺りの紅葉が素晴らしい。階段の両脇に広がる黄色や赤の色彩。紅葉の名所になるのも良く分かる。

階段を登りきると右手に本殿。ぐるっと一周歩いてみる。
本殿の先には東殿。石灯篭やご利益のある石などなかなか面白い。何よりここも紅葉がいい。


入り口 階段を登る 東殿



そして階段を登り切った先ほどの場所に戻り、一番の目的だった談山神社「十三重塔」に向かう。
それはすぐ鼻と目の先にあった。



談山神社「十三重塔」


いやもう、なんて言うか。素晴らしくの一言。
本当に紅葉とよく合う。こんな素晴らしいものが日本にはまだまだたくさんあるんだと思うと嬉しくなる。人もそれほど多過ぎず、まずまず静かに参拝できるのは嬉しい。
愚息がせかさなければもっとゆっくり見ていたいのだが、暫く写真を撮って本殿に戻る。一応中に入れるようだ。靴を脱いであがる。

本殿内部では賽銭箱や談山神社に関する資料や展示物が置かれていた。ここからも優雅に紅葉を眺めることができる。


別角度から 本殿内部 外の雰囲気もいい


その後ゆっくりと神社内を散策。
本当に至る所に紅葉があり、建物があり、どこを撮っても絵になるとは正にこのこと。紅葉も早すぎず遅すぎずベストタイミングに近い。京都、奈良、本当に凄い。


真っ赤なもみじ 権殿 十三重塔を別角度から


権殿とイチョウ 神廟拝所 遠くから十三重塔


つくづく日本に生まれてよかったと思う。四季を感じ、四季を愛で、四季を楽しむ。冬景色もまたいいんだろうなとか思う。
2時間近く滞在してかなり愚息が飽きてきているのでそろそろ撤退。しかし、これまで何でも見て、いや見ぬふりをして来たあるものについに手を出してしまった。


御朱印


そう、御朱印。

寺院仏閣に参拝した証である「御朱印」。知ってはいたがコレクター癖のある自分には、ある意味「触れてはいけないもの」に思っていた。戻れなくなるので。
それを買ってしまった。御朱印帳と一緒に。。もう戻れないかな、これ。でも綺麗。




帰りは神社入り口にあったお店でつまみ食い。
こんにゃくの味噌付けに焼草餅、団子など美味しかったのか、ほぼ愚息がひとりで食べきった。


ここで販売 串こんにゃく 餅もたくさん



十分談山神社を堪能し、車で山を下りてくると自国は11時。
少し早いが朝も早かったので昼食にすることにした。行くのは奈良では有名(?)な彩華ラーメン。幾つもの支店があるが一番近い場所へ。11時開店なのだが、11時10分ほどで半分近く埋まっていた。凄い。

彩華ラーメンを二つ注文。見た目は辛そうだったが、あまり辛さはなかった。スープも具材も美味しかったが、麺が残念。「既製品!」と言う感じが強すぎた。スープが美味しいだけに残念。まあ全体から見れば美味しい部類には入るんだが。


彩華ラーメン店舗 メニュー 彩華ラーメン


食事を終えてからはお土産を購入する為に「柿の葉寿司ヤマト」へ。
ちょうど次に向かう伊賀の通り道にあり便利。何を買っていいのか良く分からなかったが、寿司のミックスを購入。帰宅後自分でも食べたのだが、これが意外にもかなり美味しかった。期待していなかっただけにビックリ。いや良いお土産である。



今回の旅、最後に訪れたのは伊賀にある上野公園。
ここには伊賀忍者の博物館があり、いつかは行ってみたいと思っていた場所だ。車で1時間ほどで到着。入場口には可愛いくノ一のキャラが描かれていた。


柿の葉寿司ヤマト桜井店 美味しかった柿の葉寿司 伊賀へようこそ!


まずは伊賀流忍者博物館へ。
コロナの影響で残念ながら忍者屋敷のからくりは触ったりすることができないので、スタッフが説明するのを見るだけ。その代わり入館料が800円から500円に値下げされていた。

からくりは有名な「どんでん返し」や屋敷下の隠し通路、秘密階段や隠し刀など興味深いものばかりだが、やはり体験してみたかった。地下には忍者が使ったとされる様々な道具が展示してある。使い方や目的などこれまた興味深い。

ただ、少ない。
圧倒的に量が少なく。見学も基本これで終わり。忍者ショーなどもあるが、別料金だし時間を合わせなければならない。


忍者博物館 どんでん返し 忍者道具の展示


見学後は、隣でひっそりやっている手裏剣体験へ。
300円で6枚。ずっしり重さのある手裏剣を投げることができる。的があるのだが刺さるのは意外と難しい。

その後は同じ敷地内にある伊賀上野城へ。
時間もなかったので入らなかったが、特筆すべきは大阪城の次とも言われる高さを誇る石垣。柵がないので上から見るとかなり怖い。石垣マニアにはたまらんのだろうな。


手裏剣体験 伊賀上野城 石垣


紅葉がとても綺麗な公園であった。

が、期待していた忍者については期待外れ。せっかく忍者と言う外国人にもとても人気のある素晴らしい素材があるのに、どうしてもっと有効利用しないのだろうかと思う。
博物館も展示も何か中途半端。初期投資は増えるがこの上野公園全体を忍者テイストにして、からくり屋敷を何軒か建て入場料を払えばいつでも誰でも忍者体験ができるようにすればいい。地下の隠し通路もしっかりと張り巡らせ、本当の忍者になった気分に浸って貰えばいい。

米に色を付けた忍者流の暗号が展示してあったが、これでクエストを作り訪問者に解いてもらえばいい。安全に考慮し、水グモなど忍者道具をもっと体験させればいい。実際忍者が食べていた非常食を売店で販売すればいい。伊賀市よ、もっと頑張ろうぜ。



サクッとリフレッシュの為に訪れた京都奈良。
やはり日本を代表する都市だけあって何度来ても楽しい場所だ。特に前回も訪れたが紅葉の時期は格別。例年は外国人旅行者も多く込み合う両都市だが、今年に限ればコロナの為比較的ゆっくりと観光できる。
これで喜んでいてはいけないんだけど、コロナを考慮しなければゆっくり観光できて有難い。

まあそんなことは言ってられない。早く終息せよ、コロナ。


データ:
談山神社 ・・・ 600円/大人 
伊賀流忍者博物館 ・・・ 500円(コロナ期間中の為/通常800円)


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