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2006年2月6日〜21日
From Bangkok






1.「首都ハノイ」

2.「あおざいの街フエとドイナカ・ドンホイ」
3.「観光都市ホイアン」
4.「晴れないハノイとハロン湾」







2.「あおざいの街フエと、ドイナカ・ドンホイ」

フエ行きの列車は予定より30分遅れた午前8時30分、フエ駅に到着した。世界遺産の街だ。
駅を出るとすぐにすぐにバイクタクシーの勧誘が始まった。が、安宿街までは数キロの距離。一日で97Km歩いた人間(正確には33時間だが)には必要ない。
(※歩け!屋久島参照 まあ、それでもさすがは有名な観光地。いつまでもしつこく付いて来る。ハローとかヘイとか。中にはハニーとか言ってくる奴もいた。どうでもいいがハニーはないだろう、ハニーは。気持ち悪い。いいヒゲ面したオヤジが。

あおざい娘

後で知ったのだが、実はこのフエ駅から伸びた道沿いに大学がある。そこで遭遇したのだ、ついに。あおざい娘。おお、感動だ。美しい。あおざいを着ているだけですごく美しく見える。ベトナム到着から3日目。ようやく念願のあおざい娘を見ることが出来た。

宿はビンジュオンという宿にした。宣伝するわけではないが、結構よかった。詳しくはゲストハウスのコーナーで書くが、無料インターネットサービス、衛星版NHK、マンガ本、そして日本語が通じる。ほとんど信じられないぐらいの宿である。受付のおねえちゃんも愛想がよくて可愛い。また再びフエに戻ってくる事になるのだが、その時もまたここに泊まったほどである。

阮朝王宮

翌日、早速世界遺産の「フエの建造物群」を見に出かけた。
かつての阮(グエン)朝の最後の都が置かれたフエ。これを期にベトナムはフランス、そしてアメリカとの泥沼の戦争に入る。王朝跡には、意外にも物売りやシクローが少なく、古都ならではの静けさが漂っている。ゆったりと流れるフォーン川の隣に王宮や、寺院、皇帝廟と訪れるに値する建物が並ぶ。建物自体は残念ながらベトナム戦争と時の風化により崩壊しているところも多いが、中国文化を多いに受けたであろうその独特の建物は一度は見ておきたい。

話は変わるが、ベトナムに来て驚いた事が二つある。
一つは先に書いたベトナム娘の可愛らしさ。間違いなく今まで訪れた国の中で一番である。特に北部よりここ中部の方がレベルが高い。

一番おいしかったドンホイのコーヒー

そしてもう一つがベトナムコーヒーのおいしさである。濃厚で味が深い。日本の薄いインスタントコーヒーはもう飲めないかもしれない。甘いコンデンスミルク入りでも、湯を注ぎ足せば飲めるようになるし、それに慣れてしまえばその甘さもおいしい。コーヒーカップの上に小さなアルミのコップみたいな物を載せる独特の入れ方も楽しい。とにかくおいしかったので毎日何杯も飲んだ。幸い気候も涼しかったので、ホットでも十分飲める。あんまりコーヒーがおいしかったので、今回の二つ目の目的「昼間からビールを飲む」が、「昼間からコーヒーを飲む」という普通の目的に変わってしまったほどである。
「国が豊かになるとコーヒーが薄くなる・・・」という話を聞いた事があるが、確かにアメリカンコーヒーなどは薄いコーヒーの代名詞である。これほど濃いコーヒーを飲んだ事がなかったので、このベトナムコーヒーの味の深さには驚かされた。もちろんお土産にもたくさん買い込んだ。

右の写真、一番おいしいコーヒーを飲む事ができたドンホイは、フエから北へ160Kmのところにある田舎の街である。
ドンホイにやってきたのは世界遺産「フォンニャケバン洞窟」を見る為である。もしハイシーズンである6〜8月であれば、フエから毎日20〜25ドル程度で日帰りツアーが催行されている。しかし、それ以外の時期は観光客と水位が減る為、ツアーはなくなる。実際フエ滞在中、毎日のように旅行代理店をまわったが、どこも不催行、行くなら車をチャーター(約60〜70ドル)するしかないとの返答。迷ったが60ドルも払うなら自分で行った方がいいだろうとの判断で、ここドンホイにやって来た。

フエを午前中に出発した列車は昼過ぎドンホイ駅に到着した。
ガイドブックにも紹介されていない田舎町、何もないだろうと思っていたが、駅を出るとバイクタクシーの勧誘があった。市内まで2万ドンという価格も高いのだかどうだかよく分からない。しかも結構しつこい。意外だ。幸い駅構内でドンホイ地図を売っていたので、街の中心地までは徒歩でも辿り着ける。結構しつこい運ちゃんもいたが、こちらは一日で100Km歩いた(ん、ちょっと多い?)男、歩いてやろう。
結局、予想よりかなり時間が掛かり、2時間以上も歩いてようやく宿が決まった。宿泊した宿はまったく英語が通じないのだが、宿屋のお姉さんはなかなか綺麗で愛想がいいし、部屋も清潔でシャワーも大量にお湯が出る。結構結構。

フォー屋で会った酔っ払いオヤジ

しかし、ここドンホイの街はよほど外国人が少ないのであろう。街中に英語表記がないのはもちろん、こちらが振り返りたくなるような美人ですら、向こうが振り返るほどだ。ただその分人々は純粋である。外国人が珍しい為かレストランやホテル、どこへ行っても歓迎された。

少し話はそれるが、実はフエからの列車の中に乾かしていた靴下を忘れてきた。しかも貴重な日本製(泣)。靴下は2足しか持っていなかったので、急遽ここドンホイで買わなければならなくなった。街中にある一番大きな市場へ向かい、何とかまともそうな靴下を見つけ、購入。一安心してふと店員の顔を見ると、なんとものすごく可愛い女の子だった(お金払うまで気付かなかった)。恥を忘れて思わず写真をお願いしてしまった程である。カメラを出しているとすぐにたくさんの人が集まってきたので撤退したが、ドンホイの人達はとてもいい人(可愛い子?)が多く、その分いい思い出もできた。


旅行代理店があるかどうかも分からないドンホイ。ホンニャケバン洞窟まではホテルでバイクタクシーをチャーターする事にした。

写真中央がその運ちゃん

朝7時に運ちゃんが迎えに来る。普通のカブだ。ここから約50〜60Km。おおよそ1時間の行程である。
実はこの運ちゃん、英語はまったくできないが、とてつもなくいいオヤジだった。フォンニャケバンに到着したのだが、まったくどうしていいのか分からない。川があって、恐らくボートで行くのだろうが、何せ英語がまったく通じない。すると運ちゃんが、てきぱきとボートとガイドを手配してくれた。どこかのツアーに交じって行けるとの事。更に帰りに絵葉書セットをガキんちょから買おうと値段を聞くと1万ドン。まあいいかと払おうとすると、「そんなに高くない(と言ってると思う…)」と言い、運ちゃんは自分の財布からガキんちょに5000ドンを渡しバイクを走らせてしまった。しかもホテルに戻ってから5000ドンを渡そうとすると「要らない、気にするな(と言ってると思う…)」とお金を受け取ろうとしない。驚きを通り越して感動してしまった。結局ドンホイ滞在中はずっとこの運ちゃんにお世話になり、食事もよく一緒に食べた。

フォンニャケバン洞窟

話を戻してフォンニャケバン洞窟。
船乗り場からボートを走らせること30分、洞窟の入り口が見えてくる。ぽっかりと口を開けていて何か棲んでいそうな雰囲気がある。ガイドはそれまで屋根を覆っていたシートを外すと、そのまま入り口の方へボートを進めた。船に乗りながら180度視界が楽しめる仕組みだ。なるほど。
中はもちろん暗いのだが、一応照明がたくさん設置されている。ベトナム人の趣味かどうか分からないが、青や赤、白、黄色と色鮮やかである。実際訪れると結構綺麗に思えるのだが、何せ写真映りがひどい。とても安っぽい写真になってしまう。写真でその場の雰囲気が伝えられないいい例であろう。
鍾乳洞自体はかなり大きく、中も広い。2度ほどボートから降りて散策もできる。へんてこなライトアップ以外はとても静かで、水がしたり落ちる音などはちょっと神秘的でもある。どうでもいいが、一番最初に入った人は大冒険だったんだろうなあと思う。

本当はもっとドンホイの事を書きたいのだが、ちょっと長くなり過ぎたのでこの辺で終わりにする。
ドンホイはベトナムで一番好きな街になった。


データ:
フエの建造物:入場料5,500ドン
フエ→ドンホイの列車:SE6 09:15フエ発/12:08ドンホイ着 59,000ドン
ドンホイの地図:ドンホイ駅で購入15,000ドン
フォンニャケバンまでのバイクチャーター:07:00〜14:00 150,000ドン
フォンニャケバン洞窟の入場料(ボート、ガイド料込):40,000ドン ※ただしガイドはすべてベトナム語


3.「観光都市ホイアン」へ

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